理想の音作りの参考に!エレキギターやベースに使われる木材と特徴まとめ

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ギターやベースを演奏する上で欠かせないのが音作りです。理想の音に近づけるため、アンプのツマミをいじるだけでなく、新しいエフェクターを揃えたり、ピックアップを交換したり、様々な工夫をされている方も多いと思います。

さて、今回は音作りを行う上で非常に重要となる、楽器に使用される木材とその特徴についてまとめました。是非音作りの参考にしてください。

バスウッド

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もっともポピュラーで入門機から高級機まで幅広く使われている木材です。

日本ではシナノキと呼ばれ、公園や庭園に植えられていることがあります。比較的成長が早いため、木材としては安価です。

加工がしやすいため、楽器以外にもキャビネットや家具、鉛筆、割り箸、アイスクリームのヘラなどに使われています。

楽器に使われた場合の音響特性ですが、木材自体が軽量でクセがありません。高音域〜低音域まで幅広くカバーします。特に中〜高音域が出やすく、低音域は若干弱めです。また廉価なギターの材料としてアルダーの代替材として使われます。かといってバスウッドは安い=悪いというわけではありません。FenderやIbanezの上位モデルでもバスウッドが採用されています。(Steve vaiのシグネチャーギターなどは有名です。)

アルダー

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バスウッドに比べて若干硬く、重みがあり、色味も若干暗く、木目が少し出ています。

こちらも楽器以外では家具などに使用される木材で、日本名は榛の木(ハンノキ)です。

楽器の木材としては非常に優秀で、バランスよく広い音域が出ます。特にエレキギターで重視される中音域の出方は抜群です。ストラトキャスターやテレキャスター、ジャズベース、プレジションベースでよく使われています。

ちなみにRed Hot Chili Peppersの元ギタリスト、John Fruscianteが使用しているFenderのストラトキャスターにもアルダーが使用されています。世に言われる「枯れた音」が出る木材です。

マホガニー

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楽器以外にも高級家具としても使用される高級木材です。色は赤〜橙色の褐色です。

軽量ですが、厚みのある音が特徴的で中〜低音域に優れています。逆に高音域は出にくいため、音としては丸みのある音になり、歪ませると輪郭の柔らかいイメージの音になります。エレキギターではアタック感を補うためにハムバッカーのピックアップが使われることが多いです。

Gibson レスポールのバック材、Gibson SGのボディ材として有名です。レスポールに関しては高音域をカバーするためにメイプル(後述)をトップ材として使用しています。

メイプル

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楓の木です。木材自体が堅く重いため、アタック感が強く、輪郭がはっきりしています。ギター以外にもバイオリンの材としても使用されます。木目の美しいものは珍しく、高価で取引されます。

ネック材及びボディ材に使われるハードメイプルと、ボディのトップ材として使われるソフトメイプルがあります。ハードメイプルもボディ材として使われますが、アタック感が強すぎるといったことから、音のバランスをとるために、丸く落ち着いたサウンドが出るマホガニーと一緒に使われることがほとんどです。

ちなみに堅い・重い・音が硬いといった点から加工が難しく、そのためメイプルを使用した楽器は必然的に高価になります。Gibson レスポールやPRSなどはトップ材にメイプルが使用されています。特にこの2メーカーは木目の美しさも考慮するするため、木材自体の希少性も相まって、販売価格が高く設定されています。

アッシュ

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日本ではセンと呼ばれる木です。アッシュは種類が多く、安価なものから高価なものまで様々です。ここでは主にボディ材に使われるホワイトアッシュスワンプアッシュジャパニーズアッシュの3つをご紹介します。

ホワイトアッシュ

堅く重みがあり、耐久性が高いです。低音と高音がはっきり出るため、ベースの木材としても使われます。ちなみにストラディバリウスなどの高級バイオリンにも一部使われています。ギター材としてもごく稀に使われますが、高音が出すぎて難しい楽器となってしまいます。ESPのベースなどでよく使われています。

スワンプアッシュ

アッシュの水中に浸かった部分の木材です。乾燥させて加工します。軽量で堅く、ホワイトアッシュほどではありませんが高音域に優れます。またホワイトアッシュより中音域がはっきりと出ます。しかしながら、若干低音域が劣るという難点があります。50年代頃のFenderギターに使用されていました。

ジャパニーズアッシュ

上記2つに比べて軽く柔らかいため加工がしやすい点が特徴です。中音域が強調された音が出ます。安価なため低価格の国産ベースなどに使用されます。ギターで使われるケースはあまりありません。

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したものは楽器の材料として特によく使われる木材です。上記以外にも楽器で使われる木材はまだまだたくさんありますので、ご自身の楽器が一体どんな木材でどんな特徴があるのかをチェックして、音作りに活かしてみてください。

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