ボクシングやムエタイだけじゃない!日本ではあまり知られていない世界のマイナー武術10選!

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武術や武道の中でメジャーなものと言えば

空手、柔道、剣道、ボクシング、少林拳、ムエタイなどが思い浮かぶかと思います。

しかし、世界はとても広く、様々な武術や流派があります。

そこで今回は、日本ではあまり知られていない世界のマイナー武術をご紹介します。

日本

忍術〜日本古来から伝わる影の武術

忍術は忍者の扱うあらゆる技術の総称です。

忍術と言えば手裏剣やクナイを投げたり、飛び回ったり、漫画に出てくるようなド派手でアクロバティックな戦闘を思い浮かべると思います。

しかし忍術はフィクションの世界の武術ではなく、実在しています。

忍者の仕事は、戦闘よりも諜報活動や潜入活動が中心だったと言われています。

活動を行う中でどうしても敵と戦わなければならない時に使われたのが、忍者特有の体術や武器術です。

伝承されていない忍術が多くある中、戸隠流忍法体術は現存している忍術のひとつであり、素晴らしい技の数々や日本独自の精神的な要素が後世に受け継がれています。この体術を海外から学びにやってくる方も多く、忍術は世界中に広がっています。

中国

戳脚〜多彩な足技が主体の中国一大拳法

中国拳法と言えば少林拳や蟷螂拳、ジークンドーなどが思い浮かぶと思いますが、この戳脚(たくきゃく、たっきゃく)も中国拳法の一つです。しかも中国ではメジャーな拳法として知られており、今なお戳脚を学ぶ方は多いです。

中国拳法は長江を境として北と南で拳法のスタイルが異なります。

これを「南拳北腿」と言います。南の拳法には主に船上で戦うことを考え、両足を踏ん張って繰り出す手技が多いのに対し、北の拳法には馬上や大地の上で戦うことを主眼とし、動きの大きな足技が多いとされています。

この戳脚は北方の拳法で、華麗で多彩な足技にコンパクトで高速な手技を組み合わせたスタイルが特徴的です。

ロシア

システマ〜伝統武術を源流とした北方の軍隊格闘術

システマはロシアの元特殊部隊員であり元スペツナズであるミハイル・リャブコ氏がロシアの伝統武術と近代格闘術を組み合わせ、より実践的に作った武術です。

技よりも呼吸・リラックス・姿勢・移動といった身体の使い方や動かし方に重点を置き、いかなる時でも本領を発揮できるよう練られています。近接格闘術以外にもナイフや槍、拳銃などを用いた技も豊富で、まさに実践的な軍隊格闘術です。

インドネシア

シラット〜映画でも話題となった東南アジアの伝統武術

シラットは東南アジア発祥の伝統武術です。インドネシアではプンチャックとも呼ばれています。インドネシア以外にもシンガポールやマレーシア、ベトナムなどでも盛んで、何百という流派が存在しています。

このシラットには「イルム・パディ」という教えがあり、武術を学び心身を鍛えることで他人への思いやりと心の豊かさを育む、といった素晴らしい考えを持っています。

シラットですが「ザ・レイド」というアクション映画により、一躍世界的に有名な武術となりました。スピード感溢れ、実践的な動きや武器を用いた攻防が特徴で、そのかっこよさに憧れ、学ぶ人も増えています。

「ザ・レイド(予告)」

フィリピン

エスクリマ〜ハイスピードな武器術が魅力的なフィリピンの国技

エスクリマは素手、棒やナイフ、紐を駆使して戦うフィリピンの伝統武術です。カリとも呼ばれます。このエスクリマはフィリピンの国技でもあり、学校教育にも取り入れられています。

また、かの有名なブルース・リーが学んだ武術としても有名です。

なんといっても高速の武器捌きと美しい体捌きが特徴です。中でもオリシと呼ばれる短い棒を扱った技術は一見の価値ありです。

インド

カラリパヤット〜動物の構えが特徴的な伝統古武術

カラリパヤットはインド古来から伝わる古武術です。数々の伝説や歴史的な背景を持つ武術でもあります。ライオンや蛇などの動物をモチーフとした構えや、剣と盾などをはじめとした18種類の武器を操る武器術が特徴です。

一度は戦争や植民地化により、カラリパヤットは衰退しましたが、その後長い年月を経て復興した武術でもあります。また、この武術は中国の武術にも影響を与えたとされており、アジア武術の始祖とも言われています。

フランス

サバット〜靴を履いたまま戦う紳士の護身術

サバットは18世紀に生まれたキックボクシングが主体の護身術です。

元々は喧嘩殺法的な要素が強かったのですが、それを改良し体系化させていったことで生まれました。紳士の護身術と言われるだけあって、ラ・カンと呼ばれるステッキを利用する杖術もあります。

また、靴を履いたまま繰り出される蹴り技が特徴的で、つま先を使った攻撃技や防御技があります。打撃だけでなく、関節技や投げ技も多彩なヨーロッパを代表する総合格闘術です。

イスラエル

クラヴ・マガ〜世界中の軍や警察が採用する近代格闘術

クラヴ・マガはイスラエルで考案された、極めて実戦向きな近代格闘術です。

キックボクシングやレスリングなどの様々な武術を基本とし、実生活の中で起きるであろう危機的状況から身を守るために徹底的に練られた超実戦的な護身術となっています。

基本的には素手での攻防ですが、投げ技や関節技、武装解除などもあり、各国の軍隊や警察、特殊部隊で取り入れられています。

一般的な武術や格闘技では禁止とされている金的への攻撃や頭突きなど、相手により強いダメージを与える攻撃もクラヴ・マガでは採用されています。

ブラジル

カポエイラ〜格闘技と音楽とダンスを組み合わせた格闘技

カポエイラは奴隷達から生まれた、特殊な格闘技です。

ブラジルはポルトガルに占領され植民地化されたという暗い時代背景があります。その中で、奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人がダンスのふりをして修練されたのがカポエイラだと言われています。しかしながら、明確な発祥は未だ不明とされています。

特徴的なリズムとステップから繰り出されるアクロバティックな蹴り技を主とし、手や腕は防御に使用します。

今では格闘技よりも、文化やエクササイズとしての側面が強くなっています。

メキシコ

ルチャリブレ〜世界中で大人気のメキシカンプロレス

ルチャリブレは大衆に魅せることを主眼とした格闘技です。日本でもメジャーであるプロレスですが、メキシコスタイルのプロレスのことをルチャリブレ、またはルチャと呼びます。

主に空中殺法やスピード感あふれる攻撃が多く、多くの観客を魅了します。

日本からメキシコに渡り、このルチャを学ぶ方も多く、日本やアメリカのプロレスにも、この美しく力強い技の数々が取り入れられています。

今日ご紹介した武術以外にも、世界にはたくさんのかっこいい武術があります。

興味がありましたら是非道場の門を叩いてみてください。

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